関西を中心とした観光地の映像を撮ったり商品撮影をしているまえぴかです
今回はオリンパスから発売されている超おすすめの神レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROを購入したのでレビューします
このレンズがなぜ神レンズなのかというとフルサイズには存在しないレンズだからです。
記事を読むのが面倒な方はyoutubeで動画を投稿していますのでよろしければ
動画を見ていただければありがたいです。
手振れ補正の検証や作例なども載せていますのでぜひ見てください
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記事では購入理由、良い点、良くない点、どういった人におすすめかも併せて解説します。
なぜこのレンズを購入したのか
このレンズの詳しいスペックは動画で紹介してますのでそちらをご覧ください。
なぜこのレンズを買おうかと思ったかというと今まで35mm換算で80mmまでの
レンズしか持っておらず撮影するために現地に行ったときにもう少しズームができれば
いいのになと思ったことが結構あったためです。
単焦点レンズや超広角レンズも良いのですが殆ど同じ画角で撮影するため
映像に飽きが来やすいのでレンズを交換することになります
人が凄く多い場所ではホコリが舞ってるし、またレンズ交換後にジンバルでバランス調整をする
必要があり、レンズ交換する場所が平面であれば問題なくバランス調整ができますが
この間いった京都の清水寺なんかは坂道や階段が多く、気軽にレンズ交換ができる場所では
有りません。
このオリンパスの12mm~100mmは35mm換算で24mm~200mmといった驚異的なレンジを
持っており、フルサイズでいうと24mm~70mmと70mm~200mmのレンズが必要で
2本レンズを持って行かないといけないです。 フルサイズのレンズは高い・重い・デカいの
3重苦なので気軽にリュックに入れて撮影するのは無理があります。
こういった24mm~200mm位のレンズは「便利ズーム」と呼ばれます。
フルサイズにも便利ズームはあるのですが、SONY Eマウントの場合
24mm~240mm F3.5-6.3 OSS SEL24240 780g
28mm~200mm F2.8~5.6(タムロン) 575g
位しかなくF値が可変です。オリンパス12mm~100mmはF値が4と固定なので
動画撮影にかなり適しているのもポイントが高いです。
しかも私の場合は写真撮影ではなくジンバルに載せて動画を撮影するので
約1.2kgのジンバルも鞄の中に入れて移動しないといけないです。
なのでこのレンズに白羽の矢が立ちました。 しかも購入時オリンパスのキャッシュバック
キャンペーンで15000円引き&amazon初売りセールで5000円までのポイントが付いたりと
かなり安く手に入りそうだったので奮発して購入しました。
先月もパナライカの12mm F1.4のレンズを購入したばかりなので
見事にレンズ沼にハマってしまいましたね。
こういった便利ズームレンズは描写が甘く、プロ仕様に耐えれなかったりするものですが
このレンズはProレンズなのでマイクロフォーサーズの最高級レンズになります。
またボディも対応している必要がありますが、防塵防滴なので雪山等の過酷な環境でも
使うことができます。
最大撮影倍率も広角側で0.6 望遠側で0.42もあるので被写体をある程度大きく
映すことができます。もともと持っていたオリンパスの12mm~40mmのレンズも最大撮影倍率0.6なので
同じような感覚で使うことができるのも良いですね。
他にもオリンパスのレンズにはマルチフォーカスクラッチ機構というものがあり
動画で詳しく説明していますがワンタッチでマニュアルフォーカスに変更することができます
他のメーカーのレンズだとレンズ横にあるスイッチの切り替えやボディのスイッチで
操作すると思いますがその場合左手をレンズから一度離して操作する必要があり
手間がかかります。 オリンパスのレンズは左手をレンズに添えたままMFに変更できるので
これが非常に便利です。
驚異の手振れ補正能力
動画内でも検証していますがこのレンズには手振れ補正が付いています。
レンズのみで5段分、オリンパスの一部のボディと組み合わせることにより、
最大6.5段分まで補正が効きます。 自分が持っているのはGH5とGH5Sなので
最大5段分となりますがそれでも手振れ補正が強力で驚きました
広角ではシャッタースピード1秒以上でも難なく撮れ、望遠でも1秒で撮れます
ただそこまでシャッタースピードを遅くすると背景に歩行者や鳥などが映ってしまうと
被写体ブレを起こすので背景に人や動物がいる場合は注意が必要です
レンズのみでも十分すぎる性能なのでボディに手振れ補正が付いていない
GH5S等のカメラと相性が良いです。
私はSONYのフルサイズも持ってるので比較すると
24mm~240mmは手振れ補正は付いてますがオリンパスより効きは弱いです。
またタムロンの28mm~200mmは手振れ補正が付いてません。
このレンズのデメリット(悪い所)
このレンズの良い所ばかり紹介してきましたが勿論欠点もあります
開放F値が4と暗めなので夜間に使用するのは場所によっては厳しいです
市街地から少しでも離れるとISOを大幅に上げなければならず
ノイズだらけの写真となってしまいます
マイクロフォーサーズはフルサイズよりも基本的に暗所に弱く
ISO3200位まで上げるとかなり厳しいです。
ですので夜間はF1.4の単焦点かF2.8のズームレンズを持っていくことを
お勧めします。
ここでは簡単に紹介しますが夜持って行くなら
パナライカの12mm F1.4かオリンパス12mm~40mm F2.8をおすすめします。
オリンパスの12mm~40mm F2.8 Proはyoutubeで動画を投稿してますのでよろしければご覧ください
他には購入する前から分かっていましたが金額が高いのと大きさが大きく、重いことですかね
値段に関しては2020年1月時点で14万円台とそれなりの値段がします
重さは600g弱なのでマイクロフォーサーズにしては重く、大型となっています。
ただ重さに関してはレンズ2本持っていくよりかは遥かにマシなので
それを考えるとあまり気にならないと思います
またF4ということは背景や前景があまりボケないのでは?
と思われるかもしれませんが、このレンズは200mmまで撮影できるので
望遠側で撮るとかなりボケますよ。 なのでボケが欲しい時は200mmで
撮ってます。
どういった人に向いているレンズなのか
このレンズを購入するのに向いている人はまず
- ジンバルを使用して映像を撮っている人(写真より動画メインの人)
- レンズ一本で風景や花、鳥などを撮影したい欲張りな方
- 登山が趣味の人
- 夜間よりも日中撮影が多い人
レンズ交換をする際、写真撮影する人はレンズを交換すればそれで終わりですが
ジンバルで映像を撮る場合はレンズを交換した後にジンバルのバランス調整をしなくては
なりません。 これがジンバルやレンズによっては結構時間がかかるので
できるだけレンズ交換したくありません。 シャッターチャンスを逃すことになってしまいますしね
通常の換算80mmくらいまでの焦点距離だと鳥をアップで撮ることはほぼ不可能です
私は大阪各地の観光地や公園に行ってますが、公園に行った際、花を撮影した後に
近くの鳥を撮影しようと思ってもアップでは撮影できません。
鳥を本格的に撮りたい場合はできれば300mm以上欲しいですが
200mmでもそれなりには撮れます。
最近の健康志向やアニメの影響で登山趣味の人が増えました
私は登山はあまりしませんが、標高が高くなればなるほど過酷になるので
自分の命を守る装備をより多く持っていくことになりできるだけカメラの重量は
少なくしたいと思ってる人が大半だと思います。
また山は天候が変わりやすく雨や雪が降ってるときにレンズ交換はしたくありません
このレンズはマイクロフォーサーズのレンズなので
ボディは主にパナソニックかオリンパスになります
パナソニック、オリンパス両方手振れ補正が強力で防塵防滴なので
山などの過酷な環境にピッタリなんですよね
レンズ自体に超強力な手振れ補正が付いてるのでボディ側に
手振れ補正が無くても普通に写真が撮れます。
登山で三脚を持って行かなくてもある程度の写真が撮れるのはメリットだと思います。
また登山中にこれ以上先に進めない所でも200mmまでズームができますので
通常のレンズでは撮影できない所も撮影できるのが良いですね
マイクロフォーサーズではおすすめの1本
やはり24mm~200mmは偉大ですね。 日中はこのレンズ1本で大丈夫だと思います
このレンズで物足りない場合は超広角レンズを追加するか
夜間撮影するために明るい単焦点レンズを購入するのが良いと思います
今後はこのレンズを使用して日中撮影にいこうと思っているので
よろしければチャンネル登録お願いしますね。
以上最後までご覧いただきありがとうございました。
他にも商品レビューをやってますので動画を貼っておきますね
こちらは超カッコいい三脚 ただ動画で紹介してますが不満点もあります
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